還空論
HP「SECRET GAME」の付属ブログです。日記や小説。
ただしここでの小説には、あまり計画性がありません; HPの小説の番外編もあります。
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この間本屋さんで本を買うと、レジのお姉さんがとてもテキパキした人で。
でも「あ、すみません、カバーつけてもらえますか?」と言うと、お姉さん愕然とした顔で。笑”
「少々お待ち下さい」なんて言って一生懸命カバーをつけようとするんですけどなかなかうまくいかなくて。
1枚目失敗して2枚目を取り出して。
でもやっぱりなかなかうまくできなくて何度「自分でしますよ」を言いそうになったか。
じっと待ってたらようやく形はそれなりにカバーがつけれて。
完成したらお姉さんほっとした顔になったんだけど、まぁ不格好に完成しまして。
もう待ってる間何度謝ったことか。(心の中で)
カバーとか頼んじゃってすみません^^;って。
いやぁでもあんなテキパキした人が実は不器用で、必死に頑張ってて……可愛かったなぁという話です。(そこか)
ブックカバー欲しいなぁ。
でも「あ、すみません、カバーつけてもらえますか?」と言うと、お姉さん愕然とした顔で。笑”
「少々お待ち下さい」なんて言って一生懸命カバーをつけようとするんですけどなかなかうまくいかなくて。
1枚目失敗して2枚目を取り出して。
でもやっぱりなかなかうまくできなくて何度「自分でしますよ」を言いそうになったか。
じっと待ってたらようやく形はそれなりにカバーがつけれて。
完成したらお姉さんほっとした顔になったんだけど、まぁ不格好に完成しまして。
もう待ってる間何度謝ったことか。(心の中で)
カバーとか頼んじゃってすみません^^;って。
いやぁでもあんなテキパキした人が実は不器用で、必死に頑張ってて……可愛かったなぁという話です。(そこか)
ブックカバー欲しいなぁ。
俺たちは黙り込んだまま、ひたすら病院の庭を歩いていた。
きっと2人とも俺が話しだすのを待っているんだろう。
正直俺は迷っている。
全てを話していいのか?
およそ5年後、日本は“終わる”。
話していいのだろうか?
莉華は生き残り、夕華を産む。そして俺と夕華を育てる。
これは絶対的な“未来”。
でも萩野は?
少なくともあの33人の集落の中に、萩野の姿は無かった。
5年後にいきなり死ぬと言われた人間が、果たして正常な心で生きていけるのだろうか。
「何があった?」
思いきった様子で萩野が訊いてきた。
「お前と先生との間に何があった?」
“何も”と答えるには気が引けた。
「後悔しない?」
俺は2人に問いかける。
「俺の話を信じて、そして後悔をしないと誓えるか?」
萩野と莉華は顔を見合わせ、ゆっくりと頷いた。
同時に俺も心を決める。
「俺たちは――」
突然気が遠くなるのを感じた。
1度味わったことのある感覚。
「朱月!?」
「桜夜!」
2人の叫び声が遠くから聞こえた気がした。
「どういうこと…!?」
莉華が涙目で叫ぶ。非現実を前にして、不安で胸が押しつぶされそうだ。
「どうして」
しゃがみ込んで抑えきれない涙を拭った。
「さっきまで桜夜はそこにいたのに!」
「有りかよ……こんなの」
萩野は桜夜のいた場所を凝視する。いくら見ても何もない。
「小島、レイス先生のところに行こう」
萩野は莉華を立たせた。
――納得がいかない。
何が起きたんだ、今。
このままでいられるもんか。
全てを知るまで、納得できるわけがない。
「レイス先生!」
萩野は病室のドアを勢いよく開けた。
「どうした? 桜夜から聞いたのか?」
「違うの!」
莉華の目からまた涙が零れる。
「桜夜の体が……急に光って! それで、消えていなくなっちゃったの…!」
「何だって?」
1度時空を超えたら、時空に流されやすくなるのだとルカから聞いたことがある。
桜夜は再び時空に乗ったのか?
まさかこんなことが起きるなんて――。
「どういうことだよ先生! 説明してくれよ何もかも!」
「これを」
レイスはベッドの傍に畳んである自分の服のポケットから、ある物を取り出した。
「いつかまた桜夜に会った時、これを渡してくれないか」
一通の手紙。
莉華はそれを受け取り、レイスをじっと見つめる。
「レイス先生……?」
私はずっと貴方を想って、待ち続けているわ。
だからきっと、また会えると信じているから。
ずっとずっと。
待っているからね、レイス。
きっと2人とも俺が話しだすのを待っているんだろう。
正直俺は迷っている。
全てを話していいのか?
およそ5年後、日本は“終わる”。
話していいのだろうか?
莉華は生き残り、夕華を産む。そして俺と夕華を育てる。
これは絶対的な“未来”。
でも萩野は?
少なくともあの33人の集落の中に、萩野の姿は無かった。
5年後にいきなり死ぬと言われた人間が、果たして正常な心で生きていけるのだろうか。
「何があった?」
思いきった様子で萩野が訊いてきた。
「お前と先生との間に何があった?」
“何も”と答えるには気が引けた。
「後悔しない?」
俺は2人に問いかける。
「俺の話を信じて、そして後悔をしないと誓えるか?」
萩野と莉華は顔を見合わせ、ゆっくりと頷いた。
同時に俺も心を決める。
「俺たちは――」
突然気が遠くなるのを感じた。
1度味わったことのある感覚。
「朱月!?」
「桜夜!」
2人の叫び声が遠くから聞こえた気がした。
「どういうこと…!?」
莉華が涙目で叫ぶ。非現実を前にして、不安で胸が押しつぶされそうだ。
「どうして」
しゃがみ込んで抑えきれない涙を拭った。
「さっきまで桜夜はそこにいたのに!」
「有りかよ……こんなの」
萩野は桜夜のいた場所を凝視する。いくら見ても何もない。
「小島、レイス先生のところに行こう」
萩野は莉華を立たせた。
――納得がいかない。
何が起きたんだ、今。
このままでいられるもんか。
全てを知るまで、納得できるわけがない。
「レイス先生!」
萩野は病室のドアを勢いよく開けた。
「どうした? 桜夜から聞いたのか?」
「違うの!」
莉華の目からまた涙が零れる。
「桜夜の体が……急に光って! それで、消えていなくなっちゃったの…!」
「何だって?」
1度時空を超えたら、時空に流されやすくなるのだとルカから聞いたことがある。
桜夜は再び時空に乗ったのか?
まさかこんなことが起きるなんて――。
「どういうことだよ先生! 説明してくれよ何もかも!」
「これを」
レイスはベッドの傍に畳んである自分の服のポケットから、ある物を取り出した。
「いつかまた桜夜に会った時、これを渡してくれないか」
一通の手紙。
莉華はそれを受け取り、レイスをじっと見つめる。
「レイス先生……?」
私はずっと貴方を想って、待ち続けているわ。
だからきっと、また会えると信じているから。
ずっとずっと。
待っているからね、レイス。
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