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還空論 HP「SECRET GAME」の付属ブログです。日記や小説。 ただしここでの小説には、あまり計画性がありません; HPの小説の番外編もあります。
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>神風零様

感想ありがとうございます…!
レシルにはあと数百年の命がありますから、絶対に前向きになって欲しかったんです^^
彼は途方もない時間を乗り越えていくんだと思います。
またよろしくお願いします☆

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とあるお店のサービスで「ビューティバス5点セット」というものをいただいたんですが。
入っていた5つのアイテムにそれぞれ名前も使い方も書いていないので、一体何に使用すればいいのかが分かりません!
バスというからにはお風呂で使うのは間違いないんでしょうけど。
唯一分かるのは泡立てネットぐらいで……。
勿体ない☆

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半分は本編からのコピーですみません^^;

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 翌日翡月は倒れた。


 ――幸せだったはずなのに。
 戦争も終わって、その後の調整も終わりかけてて、もう少ししたら、もっと余裕を持って生活できるだろうって、そう思っていた。

 レシルはベッドで横になっている翡月の傍に座った。膝の上には月華もいる。
 弱々しい息が悲しかった。
 「翡月…。私を置いて、逝かないでくれ…!」
 必死に願った。
 しかし翡月は残酷な言葉を口にする。
 「忘れて」
 「何を言う!!」
 「私が死んだら、私のことなんて忘れて」
 レシルは思わず激昂した。
 「できない! できるわけがないっ!」
 突然のことに月華が不安げにレシルを見る。
 翡月は弱々しい手で月華の手を取り微笑んだ。
 そしてまた視線をレシルに移す。
 「でも貴方は、忘れなければならない…。私たち人間の10倍以上もの年月を生きる貴方たちにとっては、私と過ごした日々なんて――ほんの一握りの時間だったでしょう?」
 レシルは冷静になろうとゆっくりと息を吐いた。
 「――確かにそうだよ。そうだけど!」
 「だから貴方は、私のことを忘れて…そして今度は、生涯を共に生きることができる人を、見つけなきゃいけない――」
 泣きそうだ。
 そう自覚している自分にレシルは笑った。
 父が死んだ時には涙など流さなかった。
 「お前以上の……人なんていない!!」
 「ありがとう…。嬉しい。…本当に、嬉しい…」

 貴方に愛されて、幸せだった――。



 「たった十数年だよ」
 葬儀の場で、レシルは小声で月辰に言った。
 「レシルがこの城に来てから?」
 「ああ、そうだ。私には婚約者がいてね。嫌だとまるで駄々をこねるようにこの天界へとやって来た」

 そして翡月に出会った。
 あまりにも衝撃的な、出会い。
 自分の人生が変わっただろう出会い。

 彼女が自分より先に死ぬことなど分かっていた。
 それでも数十年を共に過ごして、最期まで一緒にいて。
 そうすることを、願っていた。
 まさか別れがこんなにも早いなんて思わなかった。

 「私も、死にたい…」
 「レシル、それはっ」
 月辰が引きとめるようにレシルの腕を握る。
 それでもレシルは翡月の棺の前に立った。
 「お前の後を追って、死にたい…」

 「父上?」

 レシルははっとして、自分の手の先にいる娘を見た。
 「父上も、どこかに行っちゃうの?」
 「…………行かない。行かないよ」

 本当は、死にたい。

 それでも、お前が残してくれた月華が死ぬまでは。
 いや、きっとその後も。
 月華の子どもや、そのまた子どもも。
 お前の一族が続く限り――。

 私は見届け続けよう。
 この命が果てるまで。



 そうしてお前も見届けて欲しい。
 ――私がどんな王になるのか、をね。

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