還空論
HP「SECRET GAME」の付属ブログです。日記や小説。
ただしここでの小説には、あまり計画性がありません; HPの小説の番外編もあります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
なんか思ったよりシリアスに…^^;
そしてブランバーグと山崎のきゃっきゃした話をあまり書けませんでした><。
っていうか何の話だこれ。
見切り発車過ぎて着地点が分からずさまよってさまよって抜け出すことなく終わってしまいました。
いいです、もう。
お遊びですから!(人様のキャラを借りておいてすみません)
※ついには言葉の壁まで取っ払ってしまいました。笑”
------------------------------------------------------------------
「しかしおたくのえーと…純矢くん、かな? いい動きしますね」
ブランバーグが言うと、山崎は誇らしげに微笑んだ。
「いやいや、蛍くんこそ。純矢が人を殺そうとすると瞬殺ですからねー。あんな風に余裕であしらわれてる純矢もかわ……いえいえ」
「どうしたんです?」
「自重です」
ブランバーグは声に出して笑う。
「一体何を自重するんです。こんな何もないところで。何も気にする必要なんてないでしょう」
山崎は周囲を見回す。
確かに何もない場所だ。自重など馬鹿らしい。一体何のための自重なのか。
「可愛いんですよ!」
山崎は声を大にして言った。
「子犬のように自分に常につき従って来るし、何よりちょっと低めの身長ですからね、俺を見上げて上目づかいになったりもするんですよ。しかも甘い物が好きときた! 餌付けができるんですよ。彼は本当に幸せそうに食べるんです。それを見たらもうこう力いっぱいぎゅーって…!」
「分かります分かります!」
「しかし嫌な奴がいましてね」
山崎は遠い目をする。不機嫌そうな目にブランバーグはたじろいだ。
「嫌な奴、ですか?」
「どうあっても俺より純矢に近い奴がいるんです。普段は俺の言うことを聞くのに、そいつがいる時だけは違う。何があってもそいつの命令が第一。それはたとえ、離れていても――」
「はは……」
ブランバーグは苦笑しながら言う。
「本当に、よく分かります。貴方とは良いお友達になれそうです」
「分かりますか?」
「気に入らないそいつは彼の根っこの部分にいるんでしょう。あれはもう刷り込みだ。自我が成長する過程で埋め込まれてしまったもの。忘れる忘れないなんて、そんな次元の話じゃない。記憶ではなくて本能の部分で、彼はそいつに従うんです」
「ええ…きっとそうです。もっとも純矢には、人間としての自我が存在するかも危ういんですが……」
蛍は苛々していた。目の前の人物がとてもじゃないが人間とは思えない。
「お前、いい加減諦めたらどうだ」
言ってはみたものの純矢からの返答はなかった。
黙って攻防を続けながら蛍はため息を吐く。
少し集中を切らせば防御を誤って、純矢の握る刀に躊躇いもなく切られるのだろう。
かと言って自分が純矢を仕留めるのも骨が要りそうな仕事だ。
ブランバーグの命を狙ったので脅しをかけはしたが、別段今殺さなければならない相手ではない。
無駄なことはしたくない。エネルギーの無駄を省きたいのもあるが、自分の主な武器である銃は弾数が限られている。これから何が起こるのか分からない不可解な土地で、物資を無駄にしたくない。
既に2発かすらせてみた。肌が切れて血が出ているが純矢に止まる気配はない。
彼は銃を恐れていない。
「お前…死ぬのが怖くないのか?」
返答はないかもしれないが蛍は問いかけてみた。
相も変わらず攻防は続く。容赦なく蛍に向かって振り下ろされる刃。それを交わしながら急所を仕留めようと、蛍も長い針を手にしている。
「死……?」
「そうだ、死だ」
「何故、今、その死とやらを恐れる必要がある?」
「一歩間違えれば俺たちは死ぬ状況下にある」
「俺は死なない」
「……何故?」
「死ねと命令されていない」
「命令されれば死ぬのか?」
「当たり前だ」
「俺は」
2発の銃声が響く。
今度はかすらせたのではなく、蛍は純矢の両肩を撃ち抜いていた。
「俺は、お前が嫌いだ」
純矢は力なく腕を下ろすも、刀を握り締めて離さない。
そればかりか再度振り上げることを試み始めた。
「やめろ、動くな。二度と腕が使い物にならないかもしれないぞ」
それでも純矢は動くことをやめはしない。
「――何故止めない。敵は殺せと、それが命令だからか? 命令に従わなければならない自分に疑問を感じたことはないのか」
「何を言っているのかよく分からない」
「理解ができないのか」
「非国民の言葉など理解できるはずもない」
「理解できる脳のない人間は苦手だ」
蛍は銃を懐にしまった。
獣のような純矢の目が蛍を貫く。
殺したい、殺したい、うるさいくらいに語るその目を蛍は無視した。
「大佐」
蛍がブランバーグの元へ行くと、事態に気付いた山崎は蒼白して純矢に駆け寄る。
「ケイ、何もあそこまで」
「ああするしかなかったんです」
「それはそうかもしれないが」
「死にはしません。なんせあいつは、死ねと命令されてないらしいですから」
死を認識していない。理解していない。
死にたいとも死にたくないとも思わない。
「俺は彼の死に関わるのはごめんです」
「しかしケイ、救急キットぐらいは彼らに」
「いいえ。ここがどこであるか分からない以上、必要となり得る物を手放すのは愚かです。そして俺は彼らと共に行動する気もありません。彼らは軍人だ。自分たちでどうにかするぐらいの術ぐらい持ち合わせているでしょう。こちらとしても正当防衛。助ける義理もない。行きましょう」
すたすたと歩く蛍をブランバーグは追いかけた。
「純矢、大丈夫か!」
「問題ありません。申し訳ありません。敵を取り逃がしました」
「そんなことはいい。…………思ったより出血はないようだな。弾も残っていない。良かった、お前のその姿を見たとき、生きた心地がしなかった」
ほっとする山崎の顔を純矢は不思議そうに覗く。
「敵を取り逃がして嬉しいのですか」
「違う。お前が無事で嬉しいんだ」
「何故でありますか」
「理解はしなくていい」
「承知しました」
戦闘を終わらせるには、純矢を戦闘不能にするしか方法がなかった。
それくらい山崎も分かっている。その方法を選ばなければ、蛍という男は死んでいたのだ。
怪我をさせた彼を恨むつもりもない。
立ち去るアメリカ軍人2人の背中を、山崎は静かに見つめ続けた。
------------------------------------------------------------------
命令を聞く自分に疑問を投げかけ、常に嫌だと思っていた蛍と、それに一切の疑問もなく自分を兵器と信じて疑わない純矢。
正反対の2人は絶対に相容れない存在なんだろうなぁ。
互いが互いをきっと一生理解することなどできません。
というか神風様ごめんなさい!!
純矢を怪我させてしまいました(´□`。)
本当もう、お借りしておいて怪我させるなんて馬鹿なこと!
蛍も純矢も死なせずにこの「喧嘩」を終わらせたかったんですが、蛍が戦闘不能になると純矢がとどめをささないはずがない!
ということで、純矢の方に戦闘不能になっていただくしかなくて……(いいわけ)
本当に申し訳ありませんでしたー><。
そしてブランバーグと山崎のきゃっきゃした話をあまり書けませんでした><。
っていうか何の話だこれ。
見切り発車過ぎて着地点が分からずさまよってさまよって抜け出すことなく終わってしまいました。
いいです、もう。
お遊びですから!(人様のキャラを借りておいてすみません)
※ついには言葉の壁まで取っ払ってしまいました。笑”
------------------------------------------------------------------
「しかしおたくのえーと…純矢くん、かな? いい動きしますね」
ブランバーグが言うと、山崎は誇らしげに微笑んだ。
「いやいや、蛍くんこそ。純矢が人を殺そうとすると瞬殺ですからねー。あんな風に余裕であしらわれてる純矢もかわ……いえいえ」
「どうしたんです?」
「自重です」
ブランバーグは声に出して笑う。
「一体何を自重するんです。こんな何もないところで。何も気にする必要なんてないでしょう」
山崎は周囲を見回す。
確かに何もない場所だ。自重など馬鹿らしい。一体何のための自重なのか。
「可愛いんですよ!」
山崎は声を大にして言った。
「子犬のように自分に常につき従って来るし、何よりちょっと低めの身長ですからね、俺を見上げて上目づかいになったりもするんですよ。しかも甘い物が好きときた! 餌付けができるんですよ。彼は本当に幸せそうに食べるんです。それを見たらもうこう力いっぱいぎゅーって…!」
「分かります分かります!」
「しかし嫌な奴がいましてね」
山崎は遠い目をする。不機嫌そうな目にブランバーグはたじろいだ。
「嫌な奴、ですか?」
「どうあっても俺より純矢に近い奴がいるんです。普段は俺の言うことを聞くのに、そいつがいる時だけは違う。何があってもそいつの命令が第一。それはたとえ、離れていても――」
「はは……」
ブランバーグは苦笑しながら言う。
「本当に、よく分かります。貴方とは良いお友達になれそうです」
「分かりますか?」
「気に入らないそいつは彼の根っこの部分にいるんでしょう。あれはもう刷り込みだ。自我が成長する過程で埋め込まれてしまったもの。忘れる忘れないなんて、そんな次元の話じゃない。記憶ではなくて本能の部分で、彼はそいつに従うんです」
「ええ…きっとそうです。もっとも純矢には、人間としての自我が存在するかも危ういんですが……」
蛍は苛々していた。目の前の人物がとてもじゃないが人間とは思えない。
「お前、いい加減諦めたらどうだ」
言ってはみたものの純矢からの返答はなかった。
黙って攻防を続けながら蛍はため息を吐く。
少し集中を切らせば防御を誤って、純矢の握る刀に躊躇いもなく切られるのだろう。
かと言って自分が純矢を仕留めるのも骨が要りそうな仕事だ。
ブランバーグの命を狙ったので脅しをかけはしたが、別段今殺さなければならない相手ではない。
無駄なことはしたくない。エネルギーの無駄を省きたいのもあるが、自分の主な武器である銃は弾数が限られている。これから何が起こるのか分からない不可解な土地で、物資を無駄にしたくない。
既に2発かすらせてみた。肌が切れて血が出ているが純矢に止まる気配はない。
彼は銃を恐れていない。
「お前…死ぬのが怖くないのか?」
返答はないかもしれないが蛍は問いかけてみた。
相も変わらず攻防は続く。容赦なく蛍に向かって振り下ろされる刃。それを交わしながら急所を仕留めようと、蛍も長い針を手にしている。
「死……?」
「そうだ、死だ」
「何故、今、その死とやらを恐れる必要がある?」
「一歩間違えれば俺たちは死ぬ状況下にある」
「俺は死なない」
「……何故?」
「死ねと命令されていない」
「命令されれば死ぬのか?」
「当たり前だ」
「俺は」
2発の銃声が響く。
今度はかすらせたのではなく、蛍は純矢の両肩を撃ち抜いていた。
「俺は、お前が嫌いだ」
純矢は力なく腕を下ろすも、刀を握り締めて離さない。
そればかりか再度振り上げることを試み始めた。
「やめろ、動くな。二度と腕が使い物にならないかもしれないぞ」
それでも純矢は動くことをやめはしない。
「――何故止めない。敵は殺せと、それが命令だからか? 命令に従わなければならない自分に疑問を感じたことはないのか」
「何を言っているのかよく分からない」
「理解ができないのか」
「非国民の言葉など理解できるはずもない」
「理解できる脳のない人間は苦手だ」
蛍は銃を懐にしまった。
獣のような純矢の目が蛍を貫く。
殺したい、殺したい、うるさいくらいに語るその目を蛍は無視した。
「大佐」
蛍がブランバーグの元へ行くと、事態に気付いた山崎は蒼白して純矢に駆け寄る。
「ケイ、何もあそこまで」
「ああするしかなかったんです」
「それはそうかもしれないが」
「死にはしません。なんせあいつは、死ねと命令されてないらしいですから」
死を認識していない。理解していない。
死にたいとも死にたくないとも思わない。
「俺は彼の死に関わるのはごめんです」
「しかしケイ、救急キットぐらいは彼らに」
「いいえ。ここがどこであるか分からない以上、必要となり得る物を手放すのは愚かです。そして俺は彼らと共に行動する気もありません。彼らは軍人だ。自分たちでどうにかするぐらいの術ぐらい持ち合わせているでしょう。こちらとしても正当防衛。助ける義理もない。行きましょう」
すたすたと歩く蛍をブランバーグは追いかけた。
「純矢、大丈夫か!」
「問題ありません。申し訳ありません。敵を取り逃がしました」
「そんなことはいい。…………思ったより出血はないようだな。弾も残っていない。良かった、お前のその姿を見たとき、生きた心地がしなかった」
ほっとする山崎の顔を純矢は不思議そうに覗く。
「敵を取り逃がして嬉しいのですか」
「違う。お前が無事で嬉しいんだ」
「何故でありますか」
「理解はしなくていい」
「承知しました」
戦闘を終わらせるには、純矢を戦闘不能にするしか方法がなかった。
それくらい山崎も分かっている。その方法を選ばなければ、蛍という男は死んでいたのだ。
怪我をさせた彼を恨むつもりもない。
立ち去るアメリカ軍人2人の背中を、山崎は静かに見つめ続けた。
------------------------------------------------------------------
命令を聞く自分に疑問を投げかけ、常に嫌だと思っていた蛍と、それに一切の疑問もなく自分を兵器と信じて疑わない純矢。
正反対の2人は絶対に相容れない存在なんだろうなぁ。
互いが互いをきっと一生理解することなどできません。
というか神風様ごめんなさい!!
純矢を怪我させてしまいました(´□`。)
本当もう、お借りしておいて怪我させるなんて馬鹿なこと!
蛍も純矢も死なせずにこの「喧嘩」を終わらせたかったんですが、蛍が戦闘不能になると純矢がとどめをささないはずがない!
ということで、純矢の方に戦闘不能になっていただくしかなくて……(いいわけ)
本当に申し訳ありませんでしたー><。
カレンダー
カテゴリー
最新記事
最新コメント
ブログ内検索